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先輩レジデントからのメッセージ

群馬大学医学部附属病院 産科婦人科

宇津木 秀勅先生

経歴: 2020年群馬大学医学部卒業、2022年群馬中央病院小児科産婦人科重点プログラム修了、2022年4月群馬大学産科婦人科学教室入局
Q1、今の専門プログラムを選んだ理由を教えてください。
私は在学中の臨床実習でお産を初めて体験し、産婦人科に興味を持ちました。その他の診療科にも興味深いものは多々ありましたが、誕生に立ち会うことができる診療科という特殊性から産婦人科医になりたいという気持ちが強く、初期研修も周産期に特化したプログラムを専攻しました。学生時代から群馬で生活し、産婦人科だけでなく多くの診療科の先生とも繋がりができ、それを活かすためにも群馬で働いていけたらなと考えました。また、産婦人科の基礎を学ぶために産婦人科の専門研修も大学病院が基幹のプログラムを専攻しました。
Q2、群馬県で働くことの魅力を教えてください。
群馬県内は自然豊かで温泉施設なども多く、リフレッシュできる環境が整っています。たまには少し足を伸ばして気持ちを入れ替えることで仕事にもより集中できるかもしれません。
また専攻医となり学生の時に比べて学会や講演会に参加する機会も増えました。昨今の情勢からオンラインの機会も増えましたが、外科系診療科ではハンズオンセミナーなども開催されます。見るだけでなく実際に手を動かしながらのスキルアップは必要不可欠です。都内などで開催されていてもアクセスが良く、日帰りで参加することができとても良かったと感じています。
Q3、今後の目標を教えてください。
今後は多くの産科症例を経験しながら、大学病院ならではの合併症のある妊婦等、珍しい症例で学びを深めていきたいと思っています。また、私の代は同期も多くICUで学ぶ機会も設けていただいた為、妊婦に限らず全身管理についても知識を深めたいと考えております。その中で自分の進むサブスペシャリティや方向性も考えていきたいと思います。
Q4、医学生へのメッセージをお願いします。
学生、研修医、専攻医と時間を経るにつれて自分の時間は減り、医学はもちろん仕事上も吸収すべきことも多くなります。もっと勉強していれば良かったと思うこともありますし、もっと遊んでおけば良かったと思うこともあります。全てをこなすことは難しいかもしれませんが今の時間を有意義に使って糧にしてください。