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ぐんまの医師

群馬県済生会前橋病院 循環器内科

土屋 寛子 先生

経歴: 三重県伊賀市生まれ
2002年:富山医科薬科大学・薬学部卒業、薬剤師免許取得
2006年:群馬大学医学部卒業
2006年~2008年:群馬大学医学部附属病院にて初期臨床研修
日本内科学会認定医、AHA-BLSインストラクター、ICLSコースディレクター
日本DMAT隊員
Q1、今の仕事で、誇りに思う瞬間はどんな時ですか?
患者さんに「先生に診てもらえてよかった。」と言われた時、この仕事をしていてよかったと心から思います。また非常に具合が悪い状態で運ばれてきた患者さんが歩いて退院した時も、この職業を選んでよかったと思う瞬間です。
Q2、群馬で働くことの魅力についてお聞かせください。
地方ということもあり、人と人とのつながりが濃密であると思います。いろいろな場面で、たくさんの人に助けられてきました。
Q3、今後はどのようなことを目指していきたいとお考えでしょうか。
一人一人の患者さんに、寄り添っていける医療者でありたいと思います。患者さんの心に寄り添うことはもちろんですが、またその方に合った医療を選択するということも必要です。EBM(evidence-based medicine)に重きが置かれている時代ですが、それがすべてではないと思います。時には「テーラーメイド」の医療も必要とされます。EBMを理解することは重要ですが、それだけに捉われないためにも、より多くの知識を得、経験を積み重ねていく必要があります。
その他、具体的なこととしては、救急・災害医療また蘇生教育の普及に、積極的に取り組んでいくことです。専門である循環器領域においては、血管内カテーテル治療の技術を高めることはもとより、後世につながるような臨床研究に取り組みたいと考えています。
Q4、医学生へのメッセージをお願いします。

初期研修の2年間は非常に大切な時間です。この2年での出会いや経験が、自分の医師としての人生に大きく影響します。是非、いろいろなことに積極的に取り組んでください。
昨年、G2irls(G-Girls: Gunma Girls Intervention.Rhythm.physiological Laboratory Society)という、女性循環器内科医が中心となる会を立ち上げました。循環器疾患治療における知識向上と地域医療連携の向上を目的としていますが、それ以外に、女性医師がそれぞれのライフスタイルに合わせながら、医師として活動できる環境を作っていくことも目標としています。現段階では循環器領域に限定しておりますが、可能であれば今後、活動を広げられればと考えています。
そのためには皆さんの力が必要です。一緒に「群馬の医療」を盛り上げて行きましょう!!
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