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ぐんまの医師

前橋赤十字病院 集中治療科・救急科

中野 実 先生

経歴: 1956年群馬県渋川市生まれ、1982年群馬大学卒業、1994年より前橋赤十字病院勤務、集中治療科部長・救急科部長、高度救命救急センター長、副院長を経て2015年より院長。医学博士、群馬大学医学部臨床教授、日本救急医学会指導医、日本麻酔科学会指導医、日本集中治療医学会専門医、日本DMAT隊員養成研修インストラクター、統括DMAT研修インストラクター、群馬県災害医療コーディネーター。

関連リンク http://www.maebashi.jrc.or.jp/syoukai/details.php?eid=00002
Q1、今の仕事で、誇りに思う瞬間はどんな時ですか?
知名度では全国でも最下位を争う群馬県ですが、集中治療、救急医療、災害医療、病院前医療などの医学分野では、前橋赤十字病院を中心として全国でもトップレベルの県と自負できる人材・体制があります。構築してきた人材・体制が有効に機能して、局地災害発生時の対応や重症患者さん・救急患者さんの治療において、他県や他施設では救命が困難ではないかと思える患者さんが救命できた時。
Q2、群馬で働くことの魅力についてお聞かせください。
様々な会議や学会が開催される首都東京に1~2時間で行けて、最新の情報がいち早く入手できる一方で、都会の喧噪さもなく、地方の閑静さのなかで生活ができること。
Q3、今後はどのようなことを目指していきたいとお考えでしょうか。
今後30年以内に70%の確率で発生すると予測されている南関東首都直下地震では、群馬県は比較的被害の少ない最も近隣の県となると予想されます。南関東首都直下地震発災時には、群馬県の医療者の活動の良否が、その後の日本の未来を決めることになります。日本の未来を救えるように、今から群馬県の医療者で結束して準備をすることに、貢献してゆきたいと思います。
Q4、医学生へのメッセージをお願いします。
国内で、集中治療、救急医療、災害医療、病院前医療を学びたいのなら、あえて県外へゆく必要はありません。平成30年に完成する移転新築した前橋赤十字病院で、一緒に、集中治療、救急医療、災害医療、病院前医療の最先端を学び、実践し、将来の日本を救う一員となりましょう。
参照:
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/index.html
http://drheli-gunma.blogspot.jp/
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