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ぐんまの医師

前橋赤十字病院  脳神経外科

朝倉 健 先生

経歴: 1957年生まれ、1982年群馬大学医学部卒業。2003年前橋赤十字病院脳神経外科部長、現在に至る。日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医、日本脳卒中学会専門医。
Q1、今の仕事で、誇りに思う瞬間はどんな時ですか?
患者さんから感謝の気持ちを伝えられた時です。医師としてできる限りの治療を行い、それが上手い方向に行き、自分の思ったような回復を得られ、患者さんに満足してもらえた時は、その疾患が困難なほど誇りに思えます。これこそが医師としての職業の醍醐味です。患者さんから頂いた感謝の手紙はファイルに取っておき、へこんだ時はそれを見返すと少し元気が出ますよ。
Q2、群馬で働くことの魅力についてお聞かせください。
群馬は目立たない県ですが、東京に行こうと思えば約1時間くらいですし、自然災害が少なく、温泉や観光地も多く、物価も安いので生活しやすく、子育てに良い環境だと思います。また大都会ではないので地元に密着した医療が提供できます。
Q3、今後はどのようなことを目指していきたいとお考えでしょうか。
私は群馬の原住民、グンマ-ですので、お世話になった地元への恩返しと思って、目前の診療以外に地域医療連携の仕事を行っています。医療は急性期病院では完結せず、多くの医療機関との連携が不可欠です。また行政や消防など医療に携わる多くの職種の方々との連携も大事です。オール群馬で群馬県民の疾病予防の段階から臓器提供を含めた終末期に至るまで、群馬の医療レベルの向上を目指し取り組んでいきたいと思っています。
Q4、医学生へのメッセージをお願いします。
成果は志の高さと情熱の掛け算です。自分の力を信じて高い志を持って下さい。若いうちは楽な方を選ばないことです。高い創造力と研究心を持ち、しっかりした技術力を身につけるため、自己投資を惜しまないで下さい。その対価は自分のためではなく、患者さんの喜ぶ顔です。また人と接する職業として協調性は必要です。自分がなぜ医師になろうと思ったのかを忘れずに、健康に気をつけて活躍して下さい。
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